消息不明のマレーシア航空機捜索に自衛隊と海上保安庁の航空機を派遣へ

消息不明のマレーシア航空機捜索に自衛隊と海上保安庁の航空機を派遣へ

日本政府はマレーシア政府から2014年3月10日に支援要請を受けた消息不明のマレーシア航空MH370便の捜索について、外務大臣から国際緊急援助活動の実施を協議し、自衛隊、海上保安庁の航空機を派遣し、協力する方針です。

防衛大臣は「国際緊急援助活動の実施に関する自衛隊行動命令」を発出し、マレーシア国際緊急援助先遣隊4名が3月12日深夜に民間機を利用して現地入りし、マレーシア関係機関や捜索を行う関係国と調整を行います。また、海上保安庁も同様に職員を派遣し、航空機を派遣するための調整を行います。

自衛隊からはすぐに派遣可能な航空機としてC-130を用意しており、マレーシア政府の要請に応じ、P-3Cの派遣も準備しています。海上保安庁も国際緊急援助隊の枠組みで航空機を派遣する予定です。

小野寺防衛相は外務省からの報告として、マレーシア政府からの要請は航空機による捜索、1機でも多く協力をして欲しいとの内容だったことから、航空機の派遣を中心に協力する考えを示しています。

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