ボーイング、F-15Eから衛星を空中発射するロケットを開発中【画像】

ボーイング、F-15Eから衛星を空中発射するロケットを開発中【画像】

ボーイングは、アメリカ国防高等研究計画庁(DARPA)と協力して、F-15Eストライクイーグルから合計100ポンド(45キログラム)の衛星を打ち上げるロケットを開発しています。

F-15Eストライクイーグル

新しいロケットはDARPAがALASA(Airborne Launch Assist Space Access)と呼び、ボーイングのファントム・ワークス先進宇宙探査チームが設計しています。契約は11カ月間、3,060万ドルで結ばれ、オプションで12基のロケットが製作されます。

ボーイングのALASAは全長24フィート(7.3メートル)で、F-15Eに1基搭載します。高度約4万フィートでF-15Eから分離、4基のロケット・エンジンで上昇し、1基もしくは数基のマイクロ・サテライト合計100ポンド(45キログラム)を地球低軌道に投入します。

従来の1段目、2段目を使い捨てにするロケットと違い、低コストでの打ち上げを目標としています。

メニューを開く