ユナイテッド航空向けの787-9初号機、最終組立ラインからロールアウト

ユナイテッド航空向けの787-9初号機、最終組立ラインからロールアウト

ユナイテッド航空の787-9ドリームライナーが2014年4月8日、ボーイングのワシントン州エバレット工場で最終組立ラインからロールアウトしました。この787-9は2014年夏にもユナイテッド航空に引き渡しされる予定です。ユナイテッド航空は787-8に続き、787-9でも北米でのローンチカスタマーとなります。

ユナイテッド航空 787-9 初号機

今後、この機材は最終的な客室装備の導入、塗装などを進めていきます。787-9の仕様はビジネスファーストが48席、エコノミープラス88席、エコノミー116席、合計252席仕様となります。

この機材はボーイングの787-9の型式証明取得にあたり、テスト飛行プログラムに使用する1機となります。787-9は787-8と比べ、胴体が20フィート、約6メートル長い機体で、最大で1席あたりの消費燃料が20%減少するほか、30席の増席、航続距離が300海里長くなります。

なお、ユナイテッド航空はすでに2014年10月から、ロサンゼルス/メルボルン線を開設し、787-9で週6便を運航すると発表しています。

期日: 2014/04/08
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