三菱航空機が開発を進めているMRJ飛行試験機初号機の右主翼が2014年4月8日、三菱重工業飛島工場から小牧南工場へ輸送されました。飛島工場での準備からトレーラーへの積載、当日はライトアップされた名古屋城近くの輸送、名古屋市役所前での梱包チェック、小牧南工場での開梱までの様子を三菱航空機、三菱重工業が発表しています。
この主翼は長さ、約16メートル、幅は約4メートル、2,276キログラムで、特殊仕様トレーラーを使い、輸送しました。飛島工場の出発は1時ごろ、小牧南工場まで35キロの道のりをおよそ2時間かけ、3時ごろに到着しました。
また、開梱した主翼には初号機の機体記号「JA21MJ」と記されている様子も収められています。
■飛島工場での輸送準備
■飛島工場でトレーラーに積載
■名古屋城を通過
■名古屋市役所前で梱包チェック
■特殊トレーラーで輸送
■小牧南工場で開梱
※画像提供:三菱航空機