ドバイ国際空港を運営するドバイエアポートは、2014年5月1日から実施する滑走路のアップグレード・プロジェクトの準備が整っていると発表しています。アップグレード作業は80日間の予定で、5月1日から5月31日は南側滑走路の12R/30L、5月31日から7月20日は北側滑走路12L/30Rの作業を行います。両滑走路とも滑走路の再舗装を行い、滑走路の照明整備、高速誘導路の増設を行います。
エミレーツは期間中に20機の機体を運航から外すと発表していますが、ドバイ国際空港全体では期間中、26%の便が運休となります。また、期間中はドバイ・ワールド・セントラル、アール・マクトゥーム国際空港で8社が離発着を行う予定です。
ドバイエアポートでは期間中に航空会社、また利用する乗客に不都合が生じるかもしれないことに陳謝しつつ、このアップグレード作業は安全性や能力拡張に必要不可欠な事業だとしています。