アメリカ海軍は、2014年5月にも次期大統領専用ヘリコプター(VXX)のメーカーを選定する模様です。アメリカ国防関連のメディアMilitary.comが2014年4月14日に伝えています。
メーカーを選定するといっても、現在VXX計画に名乗りを上げているのはシコルスキーのS-92だけです。AW101を提案したアグスタ・ウエストランドとノースロップ・グラマンチームと、V-22オスプレイとCH-47チヌークを提案したボーイングは、すでにレースを降りています。
現在の大統領専用ヘリはシコルスキーのVH-3Dシーキングですから、順当に行けばVXXもシコルスキーのS-92に決まりそうです。2016年に最初の試験機が納入され、2022年には完全運用される予定です。
大統領専用ヘリは海兵隊が運用し、大統領が搭乗した際には「マリーン・ワン」のコールサインで呼ばれます。
