トルーマンCSG、9カ月の航海を終えて帰国

トルーマンCSG、9カ月の航海を終えて帰国

アメリカ海軍は、空母USSハリーS.トルーマン(CVN-75)を中心とする空母打撃群(HST CSG)が2014年4月18日、バージニア州ノーフォーク、フロリダ州メイポートにそれぞれ帰港したと発表しました。

HST CSGは当初2013年2月に出港する予定でしたが、予算凍結により2013年7月22日まで出港できずにいました。出航後、大西洋、地中海を通り第5艦隊担当海域に入り、フランス海軍との合同演習やアフガニスタン作戦支援活動を行っていました。搭載されている第3空母航空団(CVW-3)所属機は、2013年8月27日から2014年3月19日までのアフガニスタン作戦支援活動中に2,902回、1万6,450時間の戦闘飛行を実施しました。

HST CSGには、イージス巡洋艦USSサン・ジャシント(CG-56)とUSSゲティスバーグ(CG-64)、イージス駆逐艦USSバークリー(DDG-84)とUSSメイソン(DDG-87)が含まれ、トルーマンには以下の飛行隊を擁する第3空母航空団(CVW-3)が搭載されていました。

VFA-32とVFA-37、VFA-105はバージニア州オシアナ基地、VAW-126とHSC-7はバージニア州ノーフォーク基地、HSM-74はフロリダ州ジャクソンビル基地、VFMA-312はサウスカロライナ州ビューフォート基地、VAQ-130はワシントン州ウィドビーアイランド基地へそれぞれ4月17日に帰還しました。

■第3空母航空団(CVW-3)
・第32戦闘攻撃飛行隊(VFA-32)スウォーズメン F/A-18F
・第312海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-312)チェッカーボーズ F/A-18C(N)
・第37戦闘攻撃飛行隊(VFA-37)レジンブルズ F/A-18C(N)
・第105戦闘攻撃飛行隊(VFA-105)ガンスリンガーズ F/A-18E
・第130電子攻撃飛行隊(VAQ-130)ザッパーズ EA-18G
・第126早期警戒飛行隊(VAW-126)シーホークス E-2C
・第7海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-7)ダスティードッグス MH-60S
・第74海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-74)スワンプフォックス MH-60R

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