アメリカ海軍のP-3C、3機が全損 大雪で陥没の日飛格納庫

アメリカ海軍のP-3C、3機が全損 大雪で陥没の日飛格納庫

2014年2月15日の大雪による日本飛行機格納庫損壊事故に関して、アメリカ海軍は4機のP-3Cのうち3機を全損とし、1機を評価保留とした模様です。SEAPOWER Magazineが2014年5月5日付けで報じています。

大雪の重みで屋根が崩落した厚木基地の格納庫内には事故当時、6機の海上自衛隊機と4機のアメリカ海軍機が、定期修理のため入っていました。海上自衛隊は4月25日に、P-3Cの3機とOP-3Cの1機を全損、EP-3とUP-3D各1機は修復可能との暫定評価を発表しています。

アメリカ海軍が評価保留とした1機については、壊れた屋根を撤去してから再評価するとのことです。アメリカ海軍には現在、115機のP-3Cが在籍しており、そのうち23機がアップデート2/3仕様、24機がBMUP(Block Modification Upgrade Program)仕様、68機が AIP(Anti-Surface Warfare Improvement Program)仕様です。

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