海自OP-3Cと空自YS-11EBに中国Su-27戦闘機が異常接近

海自OP-3Cと空自YS-11EBに中国Su-27戦闘機が異常接近

防衛省は2014年5月24日(土)11時ごろと12時ごろ、東シナ海の公海上空で、海上自衛隊のOP-3C、航空自衛隊のYS-11EBが、中国軍のSu-27戦闘機2機による異常接近を受ける事案が発生したと発表しました。この接近による、領空侵犯はなく、自衛隊機、また隊員への被害はありませんでした。

中国 Su-27

このSu-27戦闘機は防衛省が公開した画像によると、弾頭を搭載しており、戦闘できる体制にあったことがわかります。

NHKはこの状況について、OP-3C、YS-11EBとも、Su-27戦闘機が後ろから追い抜くように接近が発生、OP-3Cにはおよそ50メートル、YS-11EBにはおよそ30メートルだっとという防衛省談を伝えています。

小野寺防衛大臣はこの件について、偶発的事故につながる可能性があり、危険なことから、外交ルートを通じて中国側に申し入れたことを明らかにしています。

※画像:防衛省発表

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