ロシアン・ヘリコプターがアグスタに共同持株会社の設立を提案!?

ロシアン・ヘリコプターがアグスタに共同持株会社の設立を提案!?

ロシアのRT-バイオテックプロム(ロステック・グループ:Rostec)は2014年5月26日、イタリアのアグスタウェストランドに対し、ロシアン・ヘリコプター(Russian Helicopters)と25%の株式交換を打診し、共同持株会社の設立を提案しました。

ロシアのノーボスチ通信はこれが実現すると、世界最大のヘリコプターメーカーが誕生するとしています。2013年から検討されていた模様で、ロシアン・ヘリコプター(Russian Helicopters)との提携は1年半から2年程度、協議が続けられる見込みとされています。

実現すると、世界の商用ヘリコプター市場で上位5社と言われるロシアン・ヘリコプター、アグスタウェストランド、ベル・ヘリコプター、シコルスキー、エアバス・ヘリコプターズの2社の統合で巨大な民間ヘリコプター企業が搭乗します。

ただし、イギリス、イタリア、ロシアそれぞれの国にとって重要な軍需産業とも言える分野で、ロシアの国営企業が経営統合を行うなど疑問点も多くありそうです。

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