ブルーインパルス、国立競技場にお別れ 2020年オリンピックへ橋渡し

ブルーインパルス、国立競技場にお別れ 2020年オリンピックへ橋渡し

航空自衛隊第4航空団第11飛行隊所属のアクロバットチーム、「ブルーインパルス」は2014年5月31日(土)、国立競技場ファイナルイベント「SAYONARA 国立競技場 FINAL FOR THE FUTURE」で展示飛行を行いました。入間基地を離陸した6機編隊の川崎製T-4は、東京都心を華麗に舞いました。

ブルーインパルス東京上空をフライト

1964年に開催されたオリンピック開会式で五輪マークを描いたF-86Fと機種、飛行ルートなどは異なりますが、5月31日は都心上空をデルタ、スワン、グランドクロス、リーダーズベネフィットの隊形で航過飛行をしました。

ブルーインパルスが飛行した国立競技場は、「新国立競技場」建設のため取り壊しとなります。1964年と同じく五輪のマークを大空に描き、本拠とする松島基地の完全復旧、そして東日本大震災の被災地である宮城県、福島県、岩手県の復興のシンボルとして飛行してほしいところ。

ブルーインパルス東京上空をフライト

5月31日のフライトは、予定の4回の航過飛行を終え、東京都心を北から南へ悠々とフライトし、2020年の東京オリンピック開催にむけ、ブルーインパルスが大空と時空を超えた橋渡しの想いも込め、上空を飛行したようにも見られる一幕もありました。

ブルーインパルス東京上空をフライト

期日: 2014/05/31
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