ANA、提供座席キロで初めてJALを上回る 国際線参入後初めて

ANA、提供座席キロで初めてJALを上回る 国際線参入後初めて

全日空(ANA)が2014年6月2日、2014年4月の運航実績を発表、このうち旅客輸送容量を示し、生産量を示す提供座席キロが国際線に就航以来はじめて、日本航空(JAL)を上回りました。ANAの提供座席キロは40億5122万7000席キロ(ASK)、JALは38億3682万3000席キロでした。

一方、有償旅客が座席を利用したことを表す旅客キロはANAが26億5063万8000人キロ、JALは27億2091万7000人キロで、1席あたりの生産効率はJALの方が高いことになります。

ANAが逆転した要因は、4月の羽田国際線の増便が大きな要因で、国際線は航空局の許認可があり、JALも急激に提供座席キロを伸ばすことは出来ないため、しばらくこの状況が続くと見られます。

ちなみに旅客数はANAが550,975人、JALは607,441人でした。2014年は年度でANAが国際線で旅客数、提供座席キロ、旅客キロとJALを逆転するかも注目されます。

期日: 2014/04/01 〜 2014/04/30
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