ロシアLCCのドブロリョートが運航開始、モスクワ/シンフェロポリ線就航

ロシアLCCのドブロリョートが運航開始、モスクワ/シンフェロポリ線就航

アエロフロート・ロシア航空は2014年6月10日、子会社で格安航空会社(LCC)のドブロリョートがモスクワ・シェレメーチエヴォ/シンフェロポリ(ウクライナ/ロシア)線に就航、同社として初めての商業飛行を開始したと発表しました。シェレメーチエヴォ国際空港では就航を祝う式典が開催されました。

アエロフロートは世界の格安航空会社(LCC)が活況を呈している流れを受け、ロシアでも航空需要を伸ばす目的から、ドブロリョートを設立したものです。他のLCCと同様に機内サービスのコストを削り、20%から30%の運賃低下を実現していますが、さらに運賃額の引き下げ、コスト削減を実現するとしています。

ドブロリョートは8月にサンクトペテルブルグ、サマーラ線を就航する計画で、2014年末までに189席仕様の737-800、8機で運航する予定です。

計画では2016年までにヨーロッパ、CIS諸国の主要都市への国際線を含む路線拡大を展開し、2018年には40機を保有し、45路線の運航で年間1000万人の旅客輸送を目指しています。

※シンフェロポリ(ウクライナ/ロシア)の表記はウクライナ騒乱の影響により、両国名を並記しています。

期日: 2014/06/10から
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