エアアジア・グループは日本での国内線事業の再開にあたり、エアアジア・ジャパンの小田切義憲社長、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデスCEO、出資する楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長が参加し、概要を説明しました。
この中で、小田切社長、フェルナンデスCEOとも東京市場の重要性を強調し、成田ではなく羽田に入りたいとの考えを表明しました。羽田での参入時期については明言をしませんでしたが、2020年のオリンピックに向け、日本への海外からの旅行者に加え、日本の魅力を引き出すには東京は欠かせないとの考えです。
また、フェルナンデスCEOは、三木谷氏からの話を聞くところで政府が非常に協力的な姿勢にあると言及し、羽田の枠が空く時点を逃さずに参入したいと話しています。
ただし、当初就航する空港は明言しておらず、登記で名古屋に置いているとして、改めて発表するとしています。就航する路線は明らかにしていませんが、当初は幹線に就航し、収益基盤をつくり、その後に地方空港への路線も展開していく予定です。
機材計画では、当初は2機で、年間5機程度の導入を進めていくとしています。