エアロスター、モザンビーク空軍MiG-21の全機オーバーホールを完了

エアロスター、モザンビーク空軍MiG-21の全機オーバーホールを完了

ルーマニアの航空機製造会社エアロスターは2014年7月7日、モザンビーク空軍から受託した、8機のMiG-21のオーバーホールが完了したと発表しました。

このオーバーホールでは、20年以上に渡って地上に保管されていた機体を再度飛べるように整備し、GPSシステムや現代的なデジタル式飛行データ記録装置が設置されるなどの改良が施されました。すでに8機中6機がモザンビークに戻され、残る2機も7月中に戻されるとのことです。

MiG-21はソ連のミグ設計局が開発した戦闘機で、1950年代に誕生しました。半世紀以上が経った今でも、世界中で運用されています。今回、整備した機材は20年以上の保管期間があったため、機体の飛行可能な時間も多く残されているとしています。

この契約では、ジェット練習機アエロL-39アルバトロスのオーバーホールと、パイロットや地上スタッフの訓練も含まれていました。

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