サウジアラビア空軍のE-3 AWACS、レーダーを交換

サウジアラビア空軍のE-3 AWACS、レーダーを交換

アメリカ空軍航空戦闘軍団は2014年7月8日、サウジアラビア空軍のE-3 AWACS機が、オクラホマ州ティンカー空軍基地(AFB)第76整備中隊で1年近い修理を終えてサウジアラビアへ帰国したと発表しました。

サウジアラビア空軍 E-3 AWACS

修理を終えたE-3は、サウジアラビア空軍が持つ5機のE-3のうちの1機で、飛行中のオーバーヒートでレーダーに壊滅的なダメージを受け3年以上運用できませんでした。

ティンカーAFBには2013年5月に到着して、レーダーアンテナを予定より早く交換し、無線システムや敵味方識別装置(IFF)、油圧システムの整備も行いました。今まで交換作業をしたことのない「ビッグ・ホワイトパーツ」と呼ばれる高電圧、大電力部品の作業は簡単なものではなかったとのことです。

修理が終わるとサウジアラビアから40名以上の要員が到着し、チェック・フライト等を実施しました。

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