インドネシア空軍、F-16C/Dアップグレード機を受領【画像】

インドネシア空軍、F-16C/Dアップグレード機を受領【画像】

アメリカ・ユタ州ヒル空軍基地(AFB)のオグデン・エア・ロジスティックス・コンプレックス(ALC)で、2014年7月14日、インドネシア空軍向けのF-16C/D Block 25 3機の近代改修が完了し、同国政府へ引き渡されました。3機は、7月15日にヒルAFBを出発し、アメリカ空軍のKC-135の支援を受けアラスカとグアムを経由して、7月20日にインドネシアのマディウンに到着する予定です。

インドネシア空軍 F-16C/D Block 25 近代改修

このF-16は、2012年1月にインドネシア政府がアメリカとの防衛協力を結び、アメリカ空軍の中古機24機を再生、アップグレードして6.7億ドルで購入することを決めたものです。アリゾナ州デビスモンサンAFBに保管されていた元アメリカ空軍機が2013年5月からヒルAFBに運ばれ、1万5,000人/時間をかけてアビオニクスのアップグレードと主翼や降着装置のオーバーホールが実施されました。

インドネシア空軍によると、このF-16C/D Block 25は最新のBlock 52相当の能力を持ち、AIM-120C AMRAAMやJDAM、AGM-65マベリック、AGM-84ハープーン、AGM-88 HARMの運用能力があります。

2015年末までには24機の引き渡しを完了する予定です。

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