ボーイング、777胴体製造で一部ラインを自動化 【画像】

ボーイング、777胴体製造で一部ラインを自動化 【画像】

ボーイングは2014年7月14日、777胴体の製造にあたり、新たな生産方法の導入に向けた最終段階にあると発表しました。 ボーイングは技術投資戦略の一環として、これまで継続的にテストを行ってきました。

777 胴体部製造の自動化

この工程は「Fuselage Automated Upright Build」、FAUBとして知られ、胴体組立の安全性と製品の品質を向上する技術で、ボーイングは2012年から、この開発を続けています。 FAUBの採用で、胴体部分は胴体のパネル固定がロボットを使用し自動化され、手作業で実施している約60,000本のナットの作業を行います。

FAUBの導入により、777の製造で発生している負傷原因のおよそ半数が自動化されることで、スタッフの安全性が向上し、作業時間を押さえることが可能で、品質改善も期待されます。 ボーイングはワシントン州アナコルテスの施設でFAUBをテスト開始しており、建設中のエバレット工場に導入され、777Xプログラムに寄与することが期待されています。

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