アグスタウェストランド、無人操縦ヘリコプターの試験に成功

アグスタウェストランド、無人操縦ヘリコプターの試験に成功

アグスタウェストランドは2014年7月15日、イタリア国防省向けに実施していた、回転翼機による無人航空機システムを、人が搭乗した状態で運用(RUAS/OPH)する試験が完了したと発表しました。

アグスタウェストランド 回転翼機無人航空機システム

この試験は、イタリア軍が将来使用することを目指し、遠隔地からの回転翼機の操縦技術の可能性を評価するために行われました。機体はポーランドのPZLシフィドニクが開発したSW-4を改良したものが使われました。最終試験は2013年9月から2014年5月にかけて、イタリアのフロジノーネで行われました。

同社によれば、SW-4のRUAS型では物資の輸送や、偵察、監視といった多くのミッションを行うことができ、また人が操縦する型では、人員の輸送に加え、多くのミッションをこなすことができるとされています。

メニューを開く