成田空港を拠点にレジャー・リゾート路線に就航する格安航空会社(LCC)、バニラエアは2014年7月23日(水)11時から、「バニラエア保険」を販売します。同社ウェブサイト限定で販売するもので、傷害保険と遅延や欠航の補償を含む保険で、国内のLCCでは傷害保険と航空機遅延補償の組み合わせでの販売は初めてです。
バニラエアは、保険を設計に際してLCCの利用経験がある旅客の意見を集め、国内旅行保険の補償内容に要望が集まり、特に台風をはじめとする天候事由、会社都合による遅延や欠航への補償を望む声が多かったそうです。これを受け、傷害保険と航空機遅延補償がセットになった国内旅行傷害保険の設計となりました。
今回販売する保険は、搭乗便が4時間を超えた遅延や欠航、運休、乗継時に到着機の遅延で乗継後の出発が4時間を超えて遅れ、旅客が交通費や宿泊費の費用を負担した場合に保険金が支払われます。手荷物の到着が6時間を超えて遅れたり、手荷物の紛失や48時間以上の遅延で、身の回り品を購入した場合も保険金の支払いとなります。
購入期限はクレジットカード決済の場合は搭乗予定時刻の48時間前、コンビニエンスストア決済の場合は96時間前までとなっています。保険料は国内線の場合は1日から最長30日間で、料金は片道700円、往復は970円から1,700円です。国際線を利用する海外旅行保険は1日から最長60日で、料金は片道1,430円、往復は1,530円から17,200円です。