エアカラン、新塗装はニューカレドニアを全体で表現 10月には日本線投入

エアカラン、新塗装はニューカレドニアを全体で表現 10月には日本線投入

エアカランは2014年8月から、機体の塗装を変更すると発表しました。その初号機はシンガポールのSTエアロスペースで整備作業を進めているA320の機体記号(レジ)「F-OZNC」で登録予定の機材から新塗装となります。エアカランとA320を航空機リース会社のインターナショナル・リース・ファイナンス(ILFC)から導入する予定で、ジェットスターの「VH-VQD」が導入される予定です。

エアカラン 新塗装

エアカランはこのA320の導入により、オーストラリア、ニュージーランドへのリージョナル路線を拡充する計画で、新たにヌメア/メルボルン線に就航する予定です。

新しい塗装は現在のエアカランのハイビスカスが現在より大きく描かれ、機体尾翼から機体後部に変更されます。また、ニューカレドニアの水などをイメージするため、機体後部は青をベースにし、機体後部にニューカレドニア観光局とのタイアップで、「nouvelle caledonie」と観光局のロゴを施しています。ハイビスカスは機体の前方の「Aircalin」の前にも描かれています。

計画ではA320の「F-OZNC」が新塗装で導入された後、8月16日から10月28日までの期間にA330の「F-OHSD」「F-OJSE」の2機が重整備に入り、これにあわせて新塗装となります。このため、遅くとも日本路線にも2014年冬スケジュールから就航する見込みです。2015年に入り、A320の「F-OJSB」も重整備に入り、これにあわせ新塗装となります。

なお、重整備期間中はエアカランはエア・タヒチ・ヌイのA340を導入し、運航する計画です。

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