インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2014年8月1日、イベリア航空向けのA350-900の8機について、オプション発注から確定に切り替えたとエアバスが発表しました。イベリア航空のA350はこれが初めての確定発注となります。この機材にはロールスロイスのトレントXWBエンジンが搭載されます。
IAGはこの契約を2013年4月に発注していたものです。エアバスはA350の顧客に新たな航空会社が加わることを歓迎しています。
A350は現在開発中のエアバスの最新鋭のワイドボディ機で、276席から369席の仕様で運航される予定です。炭素繊維を多用した胴体、主翼など新素材や技術を取り入れ、運航効率や運航コストを押さえた機体となります。