新政府専用機、777-300ERの整備委託先はANAへ

新政府専用機、777-300ERの整備委託先はANAへ

政府専用機の777-300ERの導入に続き、整備委託先を全日空(ANA)に決めたと産經新聞が2014年8月4日付で伝えています。今週内にも正式決定する見込みと伝えられています。

政府は現在の政府専用機の747-400について、整備を日本航空(JAL)に委託していますが、同社からは退役、ANAも保有機を全機退役させ、民間機では全て退役しました。新たな機材選定では、民間航空会社による整備体制が確保される見込みのある機材との条件で、JAL、またはANAによる整備を含む入札となっていました。

なお、JALは777を45機保有し、このうち777-300ERは13機、ANAは54機保有する777のうち、19機が777-300ERです。また、ANAは7月31日に、ボーイングとワイドボディ40機の発注を確定しており、777-300ERの6機の追加発注が含まれています。このため、政府専用機が導入する2019年度以降も777-300ERを長く運航する可能性があります。

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