新政府専用機、ANA提案の777-300ERに決定

新政府専用機、ANA提案の777-300ERに決定

政府は2014年度予算に計上している新たな政府専用機について、2014年8月12日、政府専用機検討委員会で777-300ERを採用すると決定しました。提案者はANAホールディングスです。

新たな政府専用機は、アメリカ東海岸へ直航でき、天皇陛下や首相の輸送に必要な装備と随行員のためのスペースが確保でき、将来にわたり国内の民間航空会社等による整備体制が確保される見込みがあるという要求事項を、ANA提案の777-300ERは全て満たしていたとしています。

また、ボーイングが提案する機体の性能をはじめ、機内の仕様、後方支援、教育訓練、納期、経費などは提案した日本航空(JAL)と比べ、ANAが最も高い評価となったとしています。

政府は2機を導入する計画です。777-300ERは全長73.9メートル、全幅64.8メートル、全高18.5メートル、エンジンはGE90-115BLです。

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