ヒースロー空港、ターミナル2で芸術作品「London Taxi」を披露

ヒースロー空港、ターミナル2で芸術作品「London Taxi」を披露

ロンドン・ヒースロー空港で2014年8月11日、ロンドン在住の芸術家ベネディクト・ラドクリフ氏による作品「London Taxi」が披露されました。

「London Taxi」はロンドンを象徴する伝統的な黒いタクシーに刺激を受けた作品で、最新鋭のコンピューターで正確に作られた作品です。「London Taxi」はターミナル2の出発ラウンジに設置され、毎年2,000万人もの乗客の目に触れることとなります。ベネディクト・ラドクリフ氏はイギリス・ケント出身で、ポール・スミス、JCB、レンジローバーなどに依頼を受けているアーティストです。この作品は恒久的に公共の場所に展示される同氏初の芸術作品となりました。

London Taxi ヒースロー空港T2

ターミナル2では入口に、イギリスブランドを強調するリチャード・ウィルソン氏の彫刻「Slipstream」があり、一方それとは異なるモダンなイギリスを代表するものとして、今回の「London Taxi」が選ばれました。

タクシードライバー協会会員の運転手は、「有名なブラックキャブがこれほど刷新的な方法で認められて嬉しい。ベネディクト氏はロンドンタクシーを代表する素晴らしい作品を作り上げてくれた。何百万人もの人がヒースローに来て、イギリス文化の象徴となるものを見てもらえることにワクワクする」と語っています。

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