エア・カナダ、北米線で足元が広い座席「Preferred Seat」を増席

エア・カナダ、北米線で足元が広い座席「Preferred Seat」を増席

エア・カナダは2014年8月15日から、搭乗者が足元にゆとりのある席を増席する「Preferred Seats program」を開始したと発表しました。このプログラムは北米路線が対象で、ウェブ、空港のキヨスク、モバイルなどから簡単に予約できます。

通常のエコノミークラスの足元の広さは、78.74センチメートルから83.82センチですが、「プリファード・シート(Preferred Seat)」は88.9センチと、通常の座席より最大10.16センチメートル分、足元にゆとりを確保しています。搭乗者は予約時、また出発前までのいつでも該当席を予約できます。ほとんどのプリファード・シートは機材の前方に設けられ、着陸後も通常のシートより早く降機できます。

エア・カナダのプリファード・シートの導入は2009年に始まり、近年はナローボディー機により多くのプリファード・シートを導入しています。例えば、97席のERJ-190では8席から24席に、146席のA320では16席から36席にプリファード・シートを増やし、座席の再配置を行っています。また、主力機のワイドボディ機とスカイ・リージョナル・エアラインズが運航しているエア・カナダ・エクスプレスのERJ-175でも、プリファード・シートを選択できます。なお、プリファード・シートの座席配置はエア・カナダのウェブサイトで確認ができます。

なお、エア・カナダは搭乗前までにプリファード・シートを予約できるキヨスクとモバイル機能も拡大し、8月末から利用できるようになります。プリファード・シートの予約にはフライト毎に20ドルから設定されており、旅程、飛行区間の長さ、マイル会員のステータスによって料金が異なります。詳しくは、エア・カナダのウェブサイトを参照ください。

期日: 2014/08/15から
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