ロッキード・マーティンは2014年8月18日、アメリカ陸軍の戦車車両研究・開発・技術センター(TARDEC:Tank Automotive Research, Development and Engineering Center)と共同で、K-MAX無人貨物輸送ヘリコプター(UAS)で分隊任務支援システム(SMSS:Squad Mission Support System)を輸送し、偵察、監視、目標補足といったミッションを行う実証試験に成功したと発表しました。
SMSSはKK-MAX UASに吊り下げられた状態で輸送され、着陸後に敵勢力の観測ポイントに移動。そして、ジャイロカム光学センサーを起動させ、周囲の偵察を行いました。この一連のミッションは、完全自律で行われたとのことです。
K-MAX UASはカマン・エアロスペースが開発した無人ヘリコプターで、2011年からアメリカ海兵隊で物資輸送などに使われています。