ロッキード・マーティンは、2014年8月20日、F-16ファイティングファルコンの最新型「F-16V」へのアクティブ電子走査配列(AESA)レーダのインテグレーションと性能確認が完了したと発表しました。
F-16Vに搭載するAESAレーダーは、ノースロップ・グラマンのSABR(Scalable Agile Beam Radar)で、アメリカ空軍とロッキード・マーティンの要求をすべて満たしています。
ロッキード・マーティンでは、F-16Vを最初に発注すると思われる台湾空軍のF-16A/B Block 20 144機を、アップグレードする開発作業と試験を継続しています。そのほか、これまで生産された4,550機以上のF-16が、2017年までに大規模なアップグレードが必要となるだろうとしています。