エティハド航空、12月から787-9運航へ 2015年6月までに6路線に投入

エティハド航空、12月から787-9運航へ 2015年6月までに6路線に投入

エティハド航空は2014年12月から2015年6月まで、787-9を6路線に導入すると発表しました。アブダビ発着でデュッセルドルフ、ドーハ、ワシントンD.C.、ムンバイ、ブリスベン、モスクワ線が対象となります。

エティハド航空はA380の導入とあわせ、787-9は同社の戦略的に重要な機材となり、既存の需要の高い路線に加え、特に市場の新規開拓、既存の市場により新しい機材の投入で活性化する路線としています。

エティハド航空は787では71機を発注しており、内訳は787-9が41機、787-10が30機です。いずれの派生系でも世界で最大の機数ほ保有することとなります。2014年12月からデュッセルドルフ、ドーハ線に投入し、2015年1月1日からワシントンD.C.とムンバイ線、2015年6月1日にはブリスベン、モスクワ線に投入する計画です。

エティハド航空は787の導入に向け、2014年2月から運航乗務員の訓練を実施しています。すでにA380の訓練とあわせ、149名がアブダビのエティハド・トレーニング・アカデミーでシミュレーター、座学を通じた訓練を行っています。787のシミュレーターはCAE社製のものを9月中旬から、稼働する計画で、2017年、2019年に1基ずつを導入します。

また、A380とあわせ、787の導入で中東地域で完熟訓練飛行を行う予定です。

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