鉄道局、成田と羽田を結ぶ都心直結線で整備調査を継続要求

鉄道局、成田と羽田を結ぶ都心直結線で整備調査を継続要求

国土交通省の2015(平成27)年度概算要求のうち、鉄道局は都心直結線の整備に向けた調査として2億3600万円を計上しました。2014年度は概算要求3億円に対し、予算は1億8300万円が認められており、調査が行われています。

計画で東京・丸の内側の地下に「新東京駅」を設け、成田空港と羽田空港の首都圏空港とのアクセスを改善する計画です。具体的には、京成線の押上駅と京急線の泉岳寺駅を結び、約11キロメートル間を整備します。

この1年で環境変化としては、長年に渡り計画が噂されていた品川駅と田町駅間に新駅の整備について東日本旅客鉄道(JR東日本)が正式に発表したほか、東京駅と羽田空港を結ぶ新路線の整備も発表されています。特にJR東日本の新駅構想では周辺にグローバル企業の誘致を行うとしており、この「新東京駅」構想で結ぶ路線と連携し、予算の継続要求につながっています。

この路線の整備により、羽田と東京間が現在の27分から36分程度が18分、成田と東京間が53分から55分のところ36分となります。さらにいずれも現在は1回乗継が必要ですが、乗り換えが無くなるとしています。

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