ヴァージン・アトランティック、成田/ロンドン線を2015年1月末に撤退

ヴァージン・アトランティック、成田/ロンドン線を2015年1月末に撤退

ヴァージン・アトランティック航空は2014年末までに黒字化を達成する見込みで、これを受けて2018年までに過去最高水準の利益を持続的に達成する計画を発表しました。

これにあわせ、路線ネットワーク強化計画と再編を発表し、成田/ロンドン線は2015年1月31日の運航を持って撤退することが含まれています。成田発の最終便は2015年2月1日となる予定です。現在は、A340-600でこの路線を運航しており、成田発着で4発機の航空会社、機体がまた1つ撤退することとなります。

ヴァージン・アトランティック航空は1989年5月、成田線に就航し25年が経過しています。同社は羽田への乗り入れを2012年9月に発表していますが、これは現時点では実現しておらず、日本路線は撤退となります。

なお、路線ネットワーク強化策は、デルタ航空との共同事業を最大化することを目指したもので、大西洋横断路線に注力することから、アメリカ路線を強化、その一方で成田線をはじめ、ムンバイ線を撤退、ケープタウン線の季節便も2014/15冬スケジュールは予定通り運航し、2015年夏スケジュール以降は運休します。

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