E-2Dアドバンスド・ホークアイに空中給油システムを搭載

E-2Dアドバンスド・ホークアイに空中給油システムを搭載

ノースロップ・グラマンは、アメリカ海軍と共同でE-2Dアドバンスド・ホークアイの空中給油システムに関する予備設計審査(PDR)を、成功裏に完了したと2014年9月3日に発表しました。

ノースロップ・グラマンは、2013年にE-2Dに空中給油能力を付加する技術開発・試作契約を受注しました。この中には視界を改善しパイロットの疲労を軽減するシートや、視認性を向上し空中作業が容易になる編隊灯、給油時の操縦を助ける飛行制御ソフトウェアなどが含まれています。

空中給油システムは新造機に搭載されるとともに、既存の機体にも搭載改修され、戦闘機への継続的な情報提供が可能になります。しかし、これまで最大で6時間とされた滞空時間が延長されることになり、狭い機内に押し込まれるクルーにとっては嬉しい能力向上ではなさそうです。

なお、イスラエル空軍はE-2Cに独自の空中給油システムを搭載していました。

メニューを開く