ふくしまスカイパークで開催の全日本曲技飛行競技会、2014年は開催見送り

ふくしまスカイパークで開催の全日本曲技飛行競技会、2014年は開催見送り

ふくしまスカイパークでは2014年10月に予定されていた「第5回 全日本曲技飛行競技会」の開催見送りを改めて告知しています。8月に主催者側が開催見送りを決定しているものです。

競技に使用する予定のエクストラ300Lが5月12日の練習飛行時、ふくしまスカイパークへの着陸前の不時着事故で失われた影響によるものです。この事故機体は2013年の全日本曲技飛行競技会で、延べ8名の選手が競技に使用した主力機で、代わりとなる機体も無く、競技の成立の必要な選手のエントリーが得られなかったものです。

全日本曲技飛行競技会を主催する日本曲技飛行協会(JAC)では、事故原因を運輸安全委員会が調査中の状況で、曲技飛行競技用の飛行機の運用に関する危機管理の総点検を実施し、安全運航改善策の策定、関係者全員への徹底を図るところと説明しています。JACではこうした対応を行い、新しい曲技飛行競技機体の導入を行った上で、競技会の開催に向けた準備を進めたいとしています。

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