ユナイテッド、客室乗務員に早期退職プログラム 成田ベースは一部対象外

ユナイテッド、客室乗務員に早期退職プログラム 成田ベースは一部対象外

ユナイテッド航空と客室乗務員協会(Association of Flight Attendants)は2015年9月15日、客室乗務員を対象に早期退職プログラムを提示し、これに応じる場合は退職金を積み増しすると発表しました。

ユナイテッド航空は一定の基準に適合する客室乗務員には、退職金を一括で最大100,000米ドルまで、年功序列に従い提供するとし、長年同社に貢献してきた客室乗務員に報いたいとしています。このプログラムは客室乗務員に大きな利益をもたらし、社員配置の不均衡をめぐる客室乗務員への混乱を回避できるプログラムにしたとユナイテッド航空では説明しています。

また、ユナイテッド航空は、本人の希望に関わらず一時解雇された客室乗務員を呼び戻す方針を同時に発表しています。復帰を促し、飛行スケジュールに合ったスタッフを配置することにより、同社と客室乗務員協会(AFA)との包括的な労働協約の合意促進につながるとしています。ユナイテッド航空は、23,000人以上の客室乗務員を抱えています。

なお、ユナイテッド航空の直接雇用、もしくは客室乗務員協会(AFA)の会員ではない、成田ベースでコンチネンタルミクロネシア航空(CMI)に雇用された日本国籍の客室乗務員では、日本の法律に基づいた包括的労働協約による退職プログラムがあるため、今回の早期退職プログラムの対象にはなりません。

詳しくは、ユナイテッド航空のウェブサイトを参照ください。

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