ルフトハンザ、2015年冬にもA340-300を仕様変更 レジャー路線向け

ルフトハンザ、2015年冬にもA340-300を仕様変更 レジャー路線向け

ルフトハンザ・グループは2014年9月17日、7月に発表した計画のうち、長距離路線について取締役会で議論しました。新たなコスト効率の高い航空会社の設立はサンエクスプレスをベースに検討していますが、ルフトハンザドイツ航空で将来の収益性を保ちつつ運航するレジャー路線の大陸横断路線について検討しました。

この施策では、2015/16年冬スケジュールから、A340-300の14機をレジャー向け仕様に変更した機材で、運航コストを引き下げつつ、「ルフトハンザ」ブランドの高品質な搭乗体験を提供をめざします。

A340-300はビジネス18席、プレミアムエコノミー19席、エコノミー261席の仕様に変更します。現在、A340-300は、ファースト8席、ビジネス36席、エコノミー197席、またはファースト8席、ビジネス48席、エコノミー165席、さらに1機のみビジネス44席、エコノミー222席の仕様です。ルフトハンザはこの新仕様の機材は新しいレジャー目的地、または市場でコスト効率を高めた機材投入が出来ない場合は撤退もやむを得ない路線に投入するとしています。

ルフトハンザ・グループは、プランドの中核は品質とプレミアム分野に置き、新たな分野の開拓はレジャー旅行と切り分け、グループの航空会社を運営する方針です。ルフトハンザ・グループは主要ハブ空港をフランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ、ウィーン、ブリュッセルのマルチハブ戦略を強化し、その他の空港ではジャーマンウィングスなどの低コスト、リージョナルエアラインなどに運航させています。

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