豪ヴァージン、2015年にワイドボディ機の上級クラスをリニューアル

豪ヴァージン、2015年にワイドボディ機の上級クラスをリニューアル

ヴァージン・オーストラリアは2014年9月24日、ワイドボディ機に装備するビジネス、プレミアムエコノミーに新たに装備するシート、サービスを発表しました。ビジネス、プレミアムエコノミーをアップグレードし、座席配置でよりスペースを確保し、777には新たにバーを導入する予定です。

このうち、ビジネスには80インチのフルフラットベッドにできる「スイート」として、新シートを導入します。搭載機材はA330-200と777-300ERで、ヴァージン・オーストラリアの新たな3カ年計画に基づく戦略です。

座席配置は「1-2-1」で、全てのシートが通路へアクセスでき、シートにはタブレットホルダー、モニターは16インチから18インチのタッチスクリーン、多様な照明設定ができるほか、収納スペースを現在よりも多く確保します。リニューアルでは特にプライバシーの確保に務めています。

ヴァージン・オーストラリアはこのビジネスクラスを「スーパーダイヤモンド」と名付け、B/Eエアロスペースがシートを製造します。

なお、新シートの導入はA330は2015年初頭に作業を開始し、3月には路線にその初号機が投入されます。新シートへの改修は8月までに完了します。さらに、777には2015年11月から導入を開始します。改修は2016年はじめごろまでに完了する予定で、これにより、装備する座席数は減少します。

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