FAA、航空写真・映像制作企業に無人機利用を認める

FAA、航空写真・映像制作企業に無人機利用を認める

アメリカ運輸省、連邦航空局(FAA)は2014年9月25日、無人飛行機(UAS)の使用について、航空写真、ビデオ制作会社、映画、テレビ業界の6社について規制免除を許可したと発表しました。

FAAは該当する6社は、アメリカの映像関連業界が提案した使用方法の場合は、通常の空域に大きな影響は無く、FAA発行の耐空性の証明も必要としないとしています。アメリカ運輸省はこの決定について、空域の安全性を確保しながら、無人機の商用利用を拡大することで、大きな意味を持つとしています。

認可された企業は、UASを操作する「パイロット」の証明書を発行し、常に「パイロット」の視界の中でフライトさせること、空港の保安エリアなどへのフライトは行わないことなど、基準をもってUASを使用するとしています。また、機体の検査をフライト前に行うこと、夜間飛行は行わないことなどのルールが設けられています。

FAAは発表時点で、規制免除の申請が40件あり、順次、審査を行っているとしています。

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