アグスタウェストランドは2014年9月29日、イタリア・ロンバルディア州ヴェルジャーテ工場で、AW139の700機目を韓国のサムスン・テックウィン(Samsung Techwin)に納入しました。
AW139を2機、同時に引き渡したもので、この機材は同社の社内利用を予定しています。サムスン・テックウィンは電子機器、セキュリティ、防衛、ロボット、エネルギーなどの事業を展開しており、2009年からAW139を運航、4機を発注しています。
アグスタウェストランドは10年に渡り、AW139を製造しており、700機の大きな区切りを迎えました。現在は、オフショアでの石油や天然ガス採掘現場への輸送、救急医療、法執行機関、企業のVIP輸送と政府機関、商用など幅広い目的で使用され、このクラスではベストセラー機となっています。
700機のうち、ヨーロッパでは200機超、アジア・大洋州は150機超、中東は130機超、北米は90機超、さらに商業船の運航会社に120機近くを販売しています。