全日空(ANA)は2014年10月26日から、ブラジルのTAM航空とのコードシェアを拡充します。
ANAはこれまでTAMとロンドン経由でコードシェアを実施していましたが、新たにパリ、フランクフルト経由の2路線を拡充します。パリのシャルル・ド・ゴール経由ではターミナルが第1ターミナル内とスムーズな乗り換えが可能です。さらに、サンパウロ以遠のブラジル国内線の乗継便が従来の1都市から、5都市追加され、6都市となります。
ANAでは、ブラジルは2016年オリンピック開催国と、2020年の東京オリンピックにつながる国でもあるほか、観光に力をいれていること、多くの日本企業が進出していることなどを受け、コードシェアの拡充で利便性を高めるとしています。
なお、ANAの南米行きコードシェア便は、アメリカ経由でユナイテッド航空、ヨーロッパ経由でルフトハンザ・ドイツ航空とも、コードシェアを実施しています。TAM航空とのコードシェア便を追加し、南米へのコードシェア便は10路線に増加します。