関空、10月16日に航空機の消火救難総合訓練を実施 72機関が参加

関空、10月16日に航空機の消火救難総合訓練を実施 72機関が参加

関西国際空港で2014年10月16日(木)、航空機事故が発生した場合に対応する消火救難総合訓練を実施します。「関西国際空港緊急計画」を検証し、関係機関の緊密な連携と協力、迅速で適切な消火救難・災害医療活動を確認します。

関空を拠点にする格安航空会社(LCC)のピーチがA320-200を1機、訓練に提供し、国土交通省関西空港事務所、大阪府警、14市町8消防本部の消防機関、医療機関など72機関が参加、793名が参加します。訓練には、消防車32台、救急車20台、警察車両8台、ヘリコプターは関西空港海上保安航空基地、陸上自衛隊、大阪府ドクターヘリ(ヒラタ学園 航空事業本部)が3機、参加します。

訓練はA滑走路に着陸後、滑走路中央付近にてNo2エンジンから出火、機体に延焼中の想定で行われます。消防機関による消火活動、航空機と機内に模した訓練用モックアップから負傷者救出訓練、訓練用シューターによる脱出訓練、負傷者救助訓練と特殊メイクを施した模擬負傷者をDMAT、日本赤十字社など空港救護班による災害医療活動とヘリコプター3機による負傷者搬送訓練などが行われます。

また、実機を使用した訓練は306、307番スポット付近で、実施されます。

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