伊丹空港、10月23日に航空機事故対策で総合訓練を実施

伊丹空港、10月23日に航空機事故対策で総合訓練を実施

大阪国際(伊丹)空港で2014年10月23日(木)、航空機事故対策総合訓練が実施されます。大阪国際空港の緊急計画を検証し、関係機関が緊密な連携、協力し、迅速で適切な消火救難、災害医療活動を行うことが目的です。第7エプロン付近で訓練を行い、旅客ビルでは対策本部などを設けます。

訓練の想定は「ABC航空2014便」がERJ-170で着陸後に第1エンジンから出火し、B滑走路北端で爆発炎上したというものです。乗員、乗客に多数の負傷者が発生していることから、航空機火災の消火活動、搭乗者の救助、負傷者のトリアージ、搬送、医療救護、ヘリコプターによる負傷者の搬送を訓練します。現地対策本部、現場合同調整所の設置とその運用、危機対策室の設置と運用も訓練が行われます。

参加機関は、自衛隊、警察、消防、自治体、医療機関、消火救難隊など52機関で、参加人数は模擬乗客42名含む約470名です。陸上自衛隊、大阪市消防局、大阪府ドクターヘリ(ヒラタ学園 航空事業本部)、兵庫県消防、兵庫県警航空隊からヘリコプター5機が参加するほか、消防車26台、救急車10台、警察車両1台、自衛隊車両3台、医療19台と59台の車両などが用いられます。

期日: 2014/10/23
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