ルフトハンザ、10月20日と21日に短・中距離路線でストライキ 長距離にも

ルフトハンザ、10月20日と21日に短・中距離路線でストライキ 長距離にも

ルフトハンザドイツ航空は2014年10月20日(月)、10月21日(火)の2日間、運航乗務員のストライキが行われます。対象はドイツ国内線、ヨーロッパ域内路線の短距離、中距離路線です。乗務員組合「Vereinigung Cockpit (VC)」によるもので、A320ファミリー、737、エンブラエル機の運航が対象となります。ストライキは現地ドイツ時間で、10月20日13時から10月21日23時59分までとなっています。

ルフトハンザは同社ホームページでストライキに対応する特別運航スケジュールを組み、発表しています。このストライキにより、同社では一部路線に欠航などの影響が及ぶとしています。

なお、10月21日(月)の長距離路線は予定通りの運航ですが、10月21日には長距離路線にもストライキが拡大されるとも通告が行われています。

ルフトハンザは在籍するパイロットの権利を維持しながら、世界的な競争の激しい航空業界で持続可能なビジネスモデルに段階的に移行を進めているとしています。ルフトハンザはパイロットの定年を60歳、または60歳以上に変更し、一部は合意していますが、VCはその退職の年齢と年金支給で合意していません。ストライキは9月から10月にかけて断続的に実施されています。

メニューを開く