ルフトハンザ・テクニーク、A320、737対応のVIP客室 新仕様を発表

ルフトハンザ・テクニーク、A320、737対応のVIP客室 新仕様を発表

ルフトハンザ・テクニークは2014年10月20日、フロリダ州オーランドで開催されている全米ビジネス機協会総会・展示会(NBAA:National Business Aviation Association)2014で、VIP顧客向けの製品ラインナップを拡大すると発表しました。この新コンセプトの製品は、費用に配慮する顧客向けのコンセプトで、「エグゼクティブ・シャトル(Executive Shuttle)」として発表されました。この仕様はA320、737に対応します。

A320、737対応エグゼクティブ・シャトル

VIP機の潜在的な顧客からの問合せに基づき、「エグゼクティブシャトル」のコンセプトが開発され、多様なキャビンの用途に対応します。特に、適切な予算内に収まる様、ルフトハンザ・テクニークのクリエイティブデザイン部門が両機種でそれぞれ20仕様を開発しました。

このレイアウトは、洗練された配置が採用されています。用途により、ビジネス、またはファーストクラスのみの設定、寝室の設置、会議スペース、ダイニングエリア、プライベートな専用部屋を設けるなどの設定があります。

ルフトハンザ・テクニークでは、世界各地の顧客から、企業向けの需要を想定していますが、特にアジアでは香港に本社を置くアジアン・スカイ・グループと協力し、中古機を使用したVIP機改修を行う計画です。

なお、「エグゼクティブシャトル」はA320が20席から52席の設定、737では20席から56席の設定となっています。客室改修は最短で2カ月、最長でも6カ月で、ルフトハンザ・テクニークのVIP改修・完成センターで実施されます。

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