関西国際空港は2014年10月26日から2015年3月28日までの2014/15年冬スケジュールで、ピーク時に週926.5便の運航が計画されていると発表しました。2014夏スケジュールの週919便の計画を上回る開港以来、過去最高を記録する見通しです。
好調な便数を支えるのは、夏、冬を通して過去最高の週777便の旅客便です。貨物便は週149.5便で、冬スケジュールでは過去5番目の便数が見込まれています。
これまでの旅客増加を支えるインバウンド需要が続く見込みで、中国方面のネットワーク拡大がみられます。就航路線の拡大では、中国東方航空が週4便で成都線、フィリピン航空が週4便でセブ線を就航します。また、日本航空(JAL)が2015年3月20日から週7便でロサンゼルス線を再就航します。
既存路線では、チャイナエアラインが週7便の高雄線を週12便、キャセイパシフィック航空が週35便の香港線を週37便、イースター航空が週7便の仁川線を週9便とします。
また、関空ではJALのロサンゼルス線、2015年夏スケジュールのエア・カナダ・ルージュが運航するバンクーバー線など、これまで苦しんでいる北米路線に回復基調が見られるとしています。