IHI、相馬第1工場と呉第2工場でGE90向け部品出荷2,000台で記念式典

IHI、相馬第1工場と呉第2工場でGE90向け部品出荷2,000台で記念式典

IHIは2014年10月20日、777に搭載するGE90エンジン向け部品の累計出荷台数2,000台を達成したと発表しました。IHIは相馬第1工場で10月9日(木)、呉第2工場で10月15日(水)、それぞれ記念式典を開催しました。

GE90エンジンは、GEを中心に1990年に開発が開始され、IHI、スネクマ、アビオエアロが参加する国際共同開発事業で、777に搭載されています。IHIは、プログラムシェア約9%で参画し、低圧タービン動翼やディスク、シャフトなど重要な大型部品の設計、製造を手がけています。

2,000台目出荷のエンジンは、777-200LR、777-300ERに加え、777-200をベースとした777貨物機に独占搭載されています。IHIでは2014年も引き続き年産200台を越える生産を予定しています。

なお、IHIは、ボーイングが開発を進める777次世代機の777Xに搭載されるGE9Xエンジンでもプログラムへの参画を決定しています。

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