航空自衛隊E-767 AWACS、改修作業始まる

航空自衛隊E-767 AWACS、改修作業始まる

アメリカ国防総省は、ボーイングが航空自衛隊のE-767早期警戒管制機(AWACS)、4機の改修に関わる設計・生産を2,560万ドルで契約し、作業を開始すると発表しました。

IHS Jane's 360の2014年10月28日付記事によると、E-767には新型ミッション・コンピューターと電子支援対策(ESM)システム、トラフィック・アラート&衝突回避システム、AN/APX-119敵味方識別(IFF)トランスポンダ、次世代UPX-40 IFF、自動識別システムなどが装備され、データリンクもアップグレードされ、アメリカ空軍のE-3セントリーAWACSと同等のシステムとなり相互運用性が高まります。このほか地上の3施設も改修されます。

この改修計画は2013年に許可され、設計・生産は2015年2月28日に完了する予定です。インストールを含むと計画全体では9.5億ドルになります。

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