ベルギーのVLMエアラインズ、ヨーロッパ初のSSJ-100を導入へ

ベルギーのVLMエアラインズ、ヨーロッパ初のSSJ-100を導入へ

ロシアのユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC:統一航空機製造)は2014年10月29日、ベルギーのVLMエアラインズがスホーイ・スーパージェット100(SSJ100)を導入すると発表しました。

航空機リース会社のイリューシン・ファイナンス(IFC)がVLMエアラインズへリースする覚書(LOI)を締結しました。これにより、VLMエアラインズはヨーロッパの航空会社で、SSJ-100-95LRを導入する初めての航空会社となります。

SSJ-100-95LRは通常のSSJ-100と比べ長距離を飛行できる派生系で、2015年のリージョナル路線の就航にあわせて導入されます。契約では2015年4月に2機を受領する予定で、いずれもオペレーティング・リースで運用します。さらに2機をリース、10機を購入するオプション契約も含まれています。

VLMエアラインズはシティジェット向けの運航を行っており、2014年にエールフランス/KLMからドイツのイントロアビエーションへ売却されています。これを受け、VLMエアラインズはフォッカー50を使用するACMIやチャーター便運航とあわせ、自社便の運航を行う方針で、SSJ-100はこの自社便運航に使用される計画です。就航する路線は改めて発表されます。

IFCは、SSJ-100プログラムで初めてのヨーロッパでの顧客を獲得し、これを歓迎するとしています。

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