エア・カナダ、2016年後半までに777とA330を3クラス制で統一へ

エア・カナダ、2016年後半までに777とA330を3クラス制で統一へ

エア・カナダは2014年11月6日、777-300ERを2機、追加発注を公表したことをうけ、この2機も新しい国際線ビジネスクラスのプロダクトを導入すると発表しました。

エア・カナダは当初発表していた777-300ERで7機多く、777-300ERと777-200LRの25機全てがフルフラットシートのビジネスクラス「エグゼクティブ・ファースト」を装備し、プレミアムエコノミーも装備します。787-8、787-9にもビジネス、プレミアムエコノミーを装備する機材で、国際線は3クラスの機材が主流となります。

また、A330-300の8機についても、現在のビジネス37席、エコノミー228席を変更し、新しいプレミアムエコノミーを装備する計画です。777とA330のプレミアムエコノミーの装備は、2015年第4四半期に開始し、2016年後半までに完了する計画です。

なお、エア・カナダの新しいビジネスクラスは787-8、787-9は30席、リニューアル後の777-300ER、777-200LRは最大40席までを装備する予定です。座席は「1-2-1」の配列で、全座席が通路へのアクセスが可能です。

プレミアムエコノミーは787では21席、777では24席、A330では21席が装備されます。いずれも9インチから11インチのタッチパネルのスクリーンを装備し、シートはスリム化されたシートを使用します。

エア・カナダのワイドボディ機は保有する777-300ERが17機、777-200LRが6機に加え、発注した2機、A330-300が8機です。また、導入をはじめている787は2019年末までに787-8を15機、787-9を22機とします。これにより、767はレジャー航空会社のエア・カナダ・ルージュに移管します。

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