イタリア空軍のKC-767A、エボラ感染患者を隔離輸送

イタリア空軍のKC-767A、エボラ感染患者を隔離輸送

イタリア空軍は、2014年11月24日から11月25日にかけて、KC-767Aを使用して、シエラレオネからエボラウイルスに感染した医師を隔離輸送しました。

イタリア空軍 エボラウイルスに感染した医師を隔離輸送1

医師はシエラレオネの首都フリータウンで治療に当たっていた人物で、エボラウイルスの陽性反応が出たため、イタリアへ緊急搬送されました。KC-767Aは第14航空団(14º Stormo)の所属機で、医師や専門スタッフ25名とともに特殊なストレッチャーに載せた患者を、約6時間30分かけてローマ近郊のディマーレー基地に輸送し、救急車に引き継ぎました。

イタリア空軍は、保健省と協力して2005年から感染症患者を隔離搬送する特殊なストレッチャーを開発して装備しています。このストレッチャーは、KC-767AのほかC-130JやC-27Jなどの輸送機に搭載可能です。

イタリア空軍 エボラウイルスに感染した医師を隔離輸送2


イタリア空軍 エボラウイルスに感染した医師を隔離輸送2


イタリア空軍 エボラウイルスに感染した医師を隔離輸送2


イタリア空軍 エボラウイルスに感染した医師を隔離輸送2


イタリア空軍 エボラウイルスに感染した医師を隔離輸送2

※画像:Ten. Simone Antonetti, Ufficio Pubblica Informazione - Roma

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