やっぱりA-10は必要? ISIL対応で急遽中東へ派遣

やっぱりA-10は必要? ISIL対応で急遽中東へ派遣

予算削減のため全機退役の方針が示されているアメリカ空軍のA-10サンダーボルトIIですが、2014年11月17日から11月21日にかけてイスラム過激派組織「イスラム国(ISIL/ISIS)」対応のため、急遽中東へ派遣されました。Stars & Stripesが報じています。

空軍の報道官によると、A-10は戦闘捜索救難(CSAR)のために派遣されたと話しています。低速で長時間滞空でき強力な火力を発揮するA-10は、地上部隊を近接航空支援(CAS)するには最適な機種とされ、退役に強力に反対するグループが存在しています。

空軍幹部は他機種で充分に代替できると主張していますが、急遽中東に派遣されたところを見ると説得力がありません。

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